先日、『マチネの終わりに』という映画をU-NEXTで観ました。
ちなみにかなり前に、平野啓一郎さんの原作小説も読みました(´∀`)
はっきり言って全く記憶に残っていないくて「浮世離れした作品だな」と思ったくらい。
『マチネの終わりに』は映画も小説同様、浮世離れしていて「本当に今って令和ですよね?」というくらいナウでヤングでトレンディー。
石田ゆり子さんの英語のレベルが私レベル(厚かましい)。親近感のある英語でした。
全体的にストーリーが「なに言っちゃってるの?」って感じ。

そらまめ
桜井ユキさん演じる三谷早苗がマジで嫌なやつっていうかイっちゃってるよ。変なマネージャー!
目次
『マチネの終わりに』というひどい映画のあらすじ

素晴らしい演奏で「揺れる木漏れ日 薫る桜坂」なんて歌うギタリストの蒔野聡史(福山雅治)。
そのコンサートを聴きにきていた記者の小峰洋子(石田ゆり子)もうっとり。
楽屋で聡史がゼェハァしていると、是永慶子(板谷由夏)と洋子が挨拶にくる。
「40過ぎたらしんどい」なんて言いつつも、昔から変わらずイケメンの福山雅治。
「どこか遠くに連れて行ってくれるような演奏でした」という洋子に「お誘いしてたんです(`・ω・´)キリッ」なんて答える聡史はめちゃくちゃかっこいいよ。
まぁさすがに聡史も冗談で言っただけだと思うが、わざわざ慶子が「ダメですよ。彼女にはフィアンセがいます。それに彼女のお父さんはイベリコ…(おいしそうな名前)」と聞かれてもいない個人情報をべらべら喋る。
「あの映画監督の!」と聡史が感心して、おしゃれなサイゼリヤではなさそうなイタリアンレストランでの打ち上げに慶子も洋子も参加する。
打ち上げで、みんなから少し離れた聡史と洋子がせっかく仲良くお喋りしているのに、邪魔してくる聡史の変なマネージャー三谷早苗(桜井ユキ)。


そらまめ
ちなみに、この変なマネージャーはこの先もずっと変やで
色々あって、2人はキスをする仲になるが、変なマネージャーに邪魔をされて別れてしまう。
数年後 2人は、お互い別の人と結婚。子供までいる様子。
洋子はもちろん、フィアンセだったリチャード新藤と、聡史はなんと変なマネージャーの三谷早苗と結婚していた。
ぶっ飛びマネージャー早苗が2人に「4年前2人を邪魔したのは私」なんて懺悔して、聡史の復活コンサートは大成功!
コンサートに来ていた洋子がふらっと散歩をしていたら、聡史もいて、2人はバッチリ目が合うのだった。めでたしめでたし
『マチネの終わりに』というひどい映画の感想

設定がナウでヤングでトレンディーすぎる
「今って令和ですよね?」なんて言いたくなるほど、設定がナウでヤングでトレンディー。
主人公が有名なギタリストとパリで活躍するジャーナリスト、日本とパリすれ違う2人…って住む世界と違いすぎて(ノ∀T)
洋子の婚約者だって、よくわからないけど億とか動かしてそうなリチャード新藤(伊勢谷友介)。
変なマネージャーが痛い人で嫌な人
この作品を観た100人が100人、「マネージャーが変!痛い!嫌な人!」だと感じるはず。
「聡史という主人公の名脇役でありたい」なんて笑かすぅ!

そらまめ
散々、聡史の人生邪魔しといて名脇役になりたいとか笑えるんだけど
「マキノマキノ、マキノの人生の名脇役でありたい」なんて言いながら邪魔ばかりするし、マキノマキノっておばたのお兄さんか。
心配で会いたいなら動けよ!というツッコミ
聡史ったら、「洋子がテロに巻き込まれていないか心配」「洋子が急に長崎まで来なくていいなんていうから悲しい」と思いながらも毎回行動しないのでイライラした。
そんなに心配ならパリに会いに行けばいいし、長崎まで会いに行けばいい。
「俺、今長崎ナウ。会って話そ?」なんてメールすれば事態は変わっていたはず。
東京の空港でモジモジ待っていてもそりゃ来ないでしょ。
2人とも子どもを軽く考えている
洋子は何をやっているのかさっぱりわからない億り人に子供の親権を取られたっぽくて(少なくとも父親と一緒にいる時間の方が長そう)、聡史に至っては「子供を連れて実家に帰るわね。あなた好きにしていいから」なんて変なマネージャーに言われて「う、うん(にこ)」って感じ。
そんなあっさり子供と会えなくなっていいの?週末会うくらいでいいの?
なんか2人とも 子ども<恋愛 で、違和感があった。
それがいいのか悪いのかわからないけど、少なくとも3人の娘をヒィヒィ言いながら育ててる私には「は?」って感じ。
『マチネの終わりに』余裕のある人におすすめの映画

『マチネの終わりに』という映画、色々文句を言ったりツッコミを入れてしまったが、余裕のある人に特におすすめの映画だった!

そらまめ
時間もお金もあって「さぁこれから恋でもするか」って人は楽しんでみれると思う。それか現在 絶賛恋愛中の人!
私のような生活の何もかもに余裕がない人間は「は?」って感じ。

そらまめ
恋愛が楽しそうでよろしおすなぁ
浮世離れしている
フォアグラにキャビアとトリュフを乗せたような、胸焼けする作品