「目立ちたい。幸せを自慢したい」そう思ったことはありませんか?
私は、ずっと、心のどこかで『夫婦で、もしくはどちらかが大成功して、金持ちになって今までバカにしてきたやつを見返したい』と思っていました。

そらまめ
クソみたいな人間ですね
でも、田辺聖子さんの本『人生は、だましだまし』を読んで、「動物の保護色のように、あたりにまぎれて生きたい。なるべく目立たないように生きたい」と思うようになりました。
『目立ちたい』ではなく『ひそかに、こっそり幸福の蜜をなめてるのがいい』と気付かされました。
夜道に日は暮れぬと心得よ。
怒らないように、こらえてこらえて、いつかパーッと発散したらいい。

そらまめ
毎日いろんなことに怒りまくっている私は、反省せなアカン
目次
幸せ自慢はうざい?SNSで幸せ自慢する人とは

幸せ自慢する人はうざいですよね。
知人がSNSで旦那さんとキッスしている写真をアップしていた時は、倒れそうになりました。
でも幸せ自慢する人は、実は可哀想な人ですよね。
そもそも気を遣えたら、幸せ自慢しないですよね。
幸せ自慢されたら「うざい」と感じるってわかるはず!
ひろゆきさんの本に書かれていたことで、さらに納得!幸せじゃないから幸せアピールするんですね。
「今この瞬間が最高に楽しい!」「今の私は本当に幸せ!」というような投稿は、あえて言う必要があるだろうか。そういう投稿をしているということは、つまり、「楽しくない」し、「まったく幸せじゃない」ということだ。
ひろゆき『99%はバイアス』より引用
田辺聖子さんの本は読まなきゃ損

田辺聖子さんの本を読んだことがありますか?
読んだことのない方は損しています!偉そうにすみません。
田辺聖子さんの本は、「女性が幸せになる方法」とか「彼に愛されて幸せに暮す方法」みたいな、ストレートな本ではないですが、“女性が生きていく上で大切なこと”がたくさん書かれています。
田辺聖子さん『人生は、だましだまし』

人生は、だましだまし。
夫婦も、だましだまし。
夜道に日は暮れぬと心得よ。
急いでもしかたないやおまへんか。
いつか、また、どっかで、必ず、パーッと発散するときもおまっしゃろ。
怺えて、怺えて
田辺聖子『人生は、だましだまし』より引用
『怒らな損』みたいに、怒っている私ですが、怒ったってしゃあない。
むしろ、怒ったら損ですね。
人にまみれ、世間にまみれ、動物の保護色よろしく、あたりにまぎれるというのがー生きやすし、という。
なるほど。
そうやって、実はひそかに、こっそり幸福の蜜をなめてるのがいい、ということだろうか、自分の体調、自分の気分だけに忠実、というのは。
田辺聖子『人生は、だましだまし』より引用
ほんまやな、マラソンの先頭でもなく、ベッタ(最下位)でもなく、真ん中あたりに“まぎれて”いる。
幸せをいちいち自慢せんと、ひっそりと、自分だけで噛み締めよう、そう思いました。