この記事は“きれいな心をもち、何気ない日常を愛おしみ暮らしたい方”が読むと不快になるので気をつけて!
『めがね』『かもめ食堂』…荻上直子監督のこれらの映画は、ミニマリスト界隈・丁寧な暮らし界隈から絶大な支持を得ていますね( ´∀`)bグッ!
恥ずかしながら、先日初めて『めがね』を観たんですが…

約一時間半の映画なんですが、とんでもなく長く感じて、「ハヨ!ハヨ終われ!」と思っていました。(観るのやめろよ)
例によって、アマゾンプライムビデオで観ました。
でも、『めがね』に出てくる役者さんたちはみんな好きなんですよ(´・ω・`)
小林聡美さんも、光石研さんも、もたいまさこさんも、市川実日子さんに至ってはお姉さんの市川実和子さんも大好き。
だけど、この映画『めがね』はムリでした(´;ω;`)
どうしようもなく、気持ち悪い…。
“余白が美しい”とか“美しい海や砂浜に癒やされる”とか、「正気か???」と思ってしまいます。

映画『めがね』のあらすじとネタバレありの感想「生理的に無理っす」

映画『めがね』のあらすじ
海辺の小さな町にやって来たタエコ(小林聡美)は、素朴で小さな宿・ハマダに到着。宿の主人・ユージ(光石研)とその愛犬、さらには不敵なほほ笑みをたたえた女性・サクラ(もたいまさこ)らに出会う。何日かを過ごしたタエコは、マイペースに明け暮れるハマダでの毎日に違和感を覚え、別の宿へ移る決心をするが……。(以上、シネマトゥデイより)
映画『めがね』なぜ気持ち悪いと思うのか※ネタバレあり
ネタバレあり…といっても、そもそもネタがない映画なんですけどね(゚д゚)!
私が映画『めがね』を気持ち悪いと思う理由ですが
- 「本当に大切なものは実は少ないんだよ」ってわかっとるわ!
- セリフが単純にキモチワルイ
- 市川実日子さん演じるハルナが喧嘩腰で感じ悪い
- 『ものすごい関係』ってなんやねん
「何が自由か、知っている。」ワタシかて知ってるわ
「何が自由か、知っている。」がキャッチコピーの映画『めがね』。

家族や本当に大切な人と、なにもせず会話をするでもなく、ぼーっとたそがれる時間。
大きく深呼吸して、空を見上げ、海を眺め、砂浜を歩き、みんなで食卓を囲んでおいしいものを食べる。そんな時間こそが幸せで自由…知ってる知ってる!知ってた!
それを手に入れるためには、
・夫も私も休暇をとる
・しばらく働かなくても収入が得られるようになる
・子どもたちの学校が休み
…そう、金と時間が必要デス!!!!
「本当の自由とは、お金がたくさんあるとかいい物をたくさん持ってるとか、そんなんじゃなくて。本当に必要なものは、トランクひとつに入ってしまうんだよ」ってみんな知ってる!
ホリ◯モンや、お金配りおじさん意外のみ〜んな知ってるの。
親を自宅で介護していて、施設に入所してもらおうと思ったら、年金じゃとても足りなかった…そんな人に「私、本当の自由がなにか知ってる」って言えますか?
みんな知ってるっつーの。逃げ出したいけど逃げ出せない現実があるんや。
セリフが単純にキモチワルイ
例えば「シぬってどういうこと?」みたいなことを、ハルナ(市川実日子)がサクラ(もたいまさこ)に聞くんですよ。
すると、サクラ(もたいまさこ)が「シぬってことは、もうシナないってこと」みたいなことをドヤ顔で言うんですよね。
だ・か・ら?
誰もがあると思うけど、私も大切な人を亡くした経験はあるんですよ。
その人達を想って「あぁもうシナないからよかったね」なんて思えませんね、私は。
個人的には『パーマネント野ばら』の
人は2度シぬがやと。1回目は、生きるのがやまってしまうとき。2回目は、人に忘れられてしまうときや。人の心の中におらんようになったら、いよいよ最後や。今度こそ本当にシぬ。二度と生き返らん。
のセリフのほうがジーンときます(´;ω;`)
市川実日子さん演じるハルナが喧嘩腰で感じ悪い
ハルナ(市川実日子)が、なぜかタエコ(小林聡美)に終始けんか腰で感じ悪いんですよね。
「早くいなくなればいいのに」みたいなことをサラッと言うし。
なんていうか、あの“閉鎖的な世界に、新入りが入ってきて嫌”みたいな、村八分みたいなノリが苦手でした。

まぁPascoじゃない、超熟じゃない、小林聡美さん演じるタエコも「私かき氷は苦手なので(#・∀・)」とか「みんなで食事しなきゃいけないんですか?(゚Д゚)ハァ?」とか相当感じ悪かったので、おあいこかも知れませんけど。
『ものすごい関係』ってなんやねん
毎年春になると、トランクひとつでやってくるというサクラ(もたいまさこ)。
ハルナ(市川実日子)いわく、サクラとユージ(光石研)の関係は、“ものすごい関係”らしいんですね。意味深…(゚д゚)!
で、サクラさんはかき氷屋さんで、かき氷を売るけど、その対価はお金ではもらわない。
かき氷のお返しは、子どもが折った折り紙だったり、マンドリンの演奏だったりするわけです。
…はいはい、大切なものはお金じゃないっすね。
それ、お金配りおじさん(元zozo)に言ってもらえますか?
それは置いといて、サクラとユージの“ものすごい関係”は、映画を最後までみても、結局どんな関係かわかりません。
まさか、いい歳した男女の「ものすごい関係」が、春になるとともに、たそがれ、碁を打つ仲とか?┐(´д`)┌ヤレヤレ→こういうところが私の腐っているところ
まとめ:映画『めがね』ネタバレありの感想
- 映画『めがね』は『かもめ食堂』などの荻上直子監督の作品
- ミニマリスト界隈や丁寧な暮らし界隈から、絶大な支持を得ているけど、私にはあわなかった
- メルシー体操のシーンなんて気持ち悪くて倒れそうだった(´・ω・`)
- 大切なものはそんなに多くないんだよ?→みんな知ってるって!