『さんかく』という映画が好きです!

言葉はさんかくで こころは四角と歌っていたのはくるりですが、この映画で描かれているのは奇妙な三角関係。
同棲生活を送る、百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)は倦怠期。
夏休みを利用して家に住み着くことになった佳代の妹 桃(小野恵令奈)に惹かれてしまうどうしようもない男・百瀬とそんな百瀬の気を引きたい佳代は三角関係に…というお話。
「中学生に恋するってどうよm9`Д´しビシッ」というツッコミはとりあえず置いといて、ただの三角関係の恋愛話ではなくどんでん返しがあってサスペンス。

非常におもしろい作品です!(上から目線で)
えれぴょんこと元AKB48の元メンバー小野恵令奈ちゃんが“桃”の役にピッタリ。
目次
『さんかく』映画 あらすじ

同棲(どうせい)生活を送る倦怠(けんたい)期カップルの百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)の家に、夏休みを利用して佳代の中学生の妹・桃(小野恵令奈)が住み着いてしまう。
自由奔放な桃は風呂上がりに下着を着けずにウロウロするなど、気まぐれな態度で百瀬を翻弄(ほんろう)し、一方、彼の心の動揺を感じ取った佳代は、百瀬の気を引こうと策を練るが…。
シネマトゥディより引用
『さんかく』映画 ネタバレ感想

この作品では、一方通行な片想いが描かれている。
- 桃(小野恵令奈)→東京に引っ越した先輩に片想い
- 佳代(田畑智子)→倦怠期の彼氏 百瀬に片想い
- 百瀬(高岡蒼甫)→佳代の妹 桃に片想い
こんな感じでみぃんな痛い片想いをしている。
桃ったらまだ15歳なのに妙に色気があって、百瀬に思わせぶりな態度をとって…すごい小悪魔 (´∀`し ウフフ
まぁすごい小悪魔だとしても、15歳の桃を好きになっちゃってキスまでしちゃう百瀬はキモいけど。
で、そんな百瀬を失いたくない佳代は必死に引き止めようとして、別れたあともストーカーになっちゃう。「佳代こえぇ」って言ってる百瀬もまた桃のストーカーに。
桃が実家に戻ってからできた彼氏に“ストーカー”呼ばわりされてしまう。
実は自分も15歳の女の子の一回ヤリたい変態ストーカーになっていました、というオチだった。

そらまめ
佳代がストーカーになっちゃうところは怖いけど、百瀬がストーカーになっちゃうところはアホすぎて笑えた
「こんな人いないでしょ?」と思う一方で、登場人物みんなになぜか共感しちゃう不思議な作品だった。
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どんでん返しが面白い
スルッと騙される感じがいい