かなり前ですが、アマゾンプライムビデオで『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』を観ました。

そらまめ
私が観たときは見放題で見れましたが、今はレンタルで見れます
ちなみにU-NEXTで見れますが、本作のためにU-NEXTに登録する必要はありません。
本当はすぐに感想を書きたかったんですが(知らんがな)、あまりにもネタがないというか“虚無”の映画だったので書けなくってね。
そもそもなぜこの映画を観ようと思ったかというと、元々榮倉奈々さんが大好きで。
特に榮倉奈々さん主演のドラマ『Nのために』なんて大好き(´∀`)
だけど『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は、観たことを後悔する映画でした(ノ∀T)
夫婦のどうでもいいほのぼのエピソードをずっと見させられて、おまけになんと妻が死んだふりをする理由が謎のまま終わるんです。

そらまめ
観た時間返してぇドラえもーん!
元ネタはYahoo!知恵袋の質問
質問者のK.Kajunskyさんはブログを開始、のちに漫画化し楽曲もあるそうです。漫画は4巻まであるそうで、一つの題材でスギョイε-(´∀`; )
原作でも“妻が必ず死んだふりをしている理由”は明かされていないようなので、そりゃ映画でも答え出すの難しいわな。
ちなみに、私が本作を観て出した妻が死んだふりをする答えは、暇だから(`・ω・´)キリッ
「気分転換に働いたらどう?(なぜかクリーニング屋で)」と夫に提案されたら「え?じゅんさんリストラですか?」ってくだりが個人的に1番イラっとしました。
だいたい、育児しているわけでも介護しているわけでもなく、健康なら働けばいいんですよ!
働かないと生活が苦しい私からしたら、そんな生ぬるい感じで生きていけるなんて羨ましいし腹が立つ。

そらまめ
もちろん家事も労働ですが

目次
『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』あらすじ

家に帰ってきたサラリーマンのじゅん(安田顕)は、玄関で血を出して倒れている妻ちえ(榮倉奈々)の姿を目にして驚く。だが、血はケチャップで彼女は死んだふりをしているだけだった。驚く夫を見てほくそ笑むちえ。
それを境に彼女は、ワニに食われたり、銃で撃たれたり、頭に矢が突き刺さったりと、さまざまなシチュエーションで死んだふりをするように。あきれるじゅんだったが、理由も言わずに奇怪な行動を続けるちえに対して不安を覚える。
やがて、それが彼女の発する何かのサインではないかと考えるが…。
シネマトゥデイより引用
『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』ネタバレ感想

妻が死んだふりをしている理由は謎のまま終わる
『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の1番納得いかないところは、なぜ妻(榮倉奈々)は死んだふりをするのか という理由がわからないまま終わってしまうところ。
ほとんどの人が“なぜ死んだふりをするのか”という理由が知りたくて、死んだふりが見たいわけではない。
なのに、ずっと死んだふりを見せられて、しかもそれに夫(安田顕)がウケるわけでもなくただ困惑して。会社で同僚に愚痴って終わり。
しかもそのうち、死んだふりをする=俺に言いたいことがある・別れたいのかもなんて1人で悶々として、家の雰囲気もなんだかギスギスする。
「月がキレイですね」の意味がわからない夫
夏目漱石がアイラブユーを「月がキレイですね」と訳したことは割と有名だよね。
少なくとも「売り子としてコミケに同伴可能です」が付き合いませんか?に訳せることよりは、有名だと思う。
なのに、夫は3年間 妻に「月がキレイですね」と月が見えない状況で言われ続けていても、アイラブユーだと気づかない。
「まぁたおかしなこと言ってるな、うちの不思議ちゃん川´_ゝ`)」くらいにサラッと流し続けていた。

そらまめ
人に聞くなり、調べるなりしようよ!
夫の同僚が気持ち悪い
夫の同僚(大谷亮平)が気持ち悪い。
妻 ちえ(榮倉奈々)に呼ばれてホームパーティー的なことをするが「ちえさん、加賀美さん(夫)疲れてるよ。男には家の外に7人の敵がいるって言うじゃん。家の中ではなにもせずぐたぁってしたいんだよね」なんてふざけたこと言い出す。
私だって7人どころか、人類皆敵くらいに敵ばっかり。コーナンで買い物したらレジで隣同士になったジジイに「なんやクソ」って言われたり。
私が男だったら言われなかったはずなので、控えめに言ってあんなジジイ消えてしまえばいい(完全に個人的な話)。
それに女だって家の中ではなにもせずぐたぁってしたい!

そらまめ
そんなものは夫が直接 妻に伝えればいいので、全くのクソです
し・か・も 不妊治療を一緒にしていたパートナーと離婚することになって、ちえに「あわないと思う相手と無理して一緒にいるより、別の人と一緒になった方が幸せになれる」みたいなことを言ったりして。
そういうの、離婚直後にいうのやめようぜ(`Δ´;) ヌゥゥ
妻が天然ちゃんすぎて受け付けない
妻のちえが天然ちゃんすぎて、受け付けなかった。
ラブホを見て「お城みたい♡行ってみたい♡」ってえろなしのキョトン顔で言ったり、クリーニング屋さんの店主を励ますために鼻と目の周りに土をつけて「パンダ、ご飯作る」なんて言ったり。
はいはい天然でかわいいね、いい妻だね。
何よりもそんな天然ちゃんでも、仕事を始めれば優しい店主と常連さんのいるクリーニング屋さんで、仲良くなってお弁当まで振る舞って、ドヤ顔で帰る( ´∀`)が1番イライラした。

そらまめ
そんなに社会は甘くない!と信じたい
『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が教えてくれたことは何もない

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』をみても、ほっこりもしなけりゃ笑うことも感動することもなかった。
ただただ“虚無”。
あの夫婦アタイ嫌いなんて思ってしまう自分の心の汚さに、がっかりするだけの作品だった。
でもチャットモンチーの曲はよかったし、榮倉奈々ちゃんかわいいし、安田顕さん好きだし…いいところもあったよ(何様)

理由はただ一つ
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしている理由は、暇だから