『一生ぶん、恋をした。』なんてキャッチコピーの『溺れるナイフ』という作品。

「一生ぶん、恋をした(70歳)」と「一生ぶん、恋をした(15歳)」じゃ言葉の重みが違うな、なんて思いつつ観ました!
もちろんアマゾンプライムビデオで( ´∀`)
この映画でも共演している小松菜奈さんと菅田将暉さんがご結婚されて、本当にハッピーでピースフルな映画です!
と言いたいところですが、『溺れるナイフ』という作品自体はけっこう重い。

そらまめ
正直、心が汚れきっているアラフォーの私には観る資格がないくらい 意味がわからない映画でした
目次
『溺れるナイフ』映画 ネタバレあらすじ

東京でモデルとして活躍する スーパーかわいい少女・夏芽(小松菜奈)。
父親が故郷である田舎町・浮雲町で旅館を継ぐことになり、家族で引っ越す。
引っ越して早々、夏芽が海岸をふらふら歩いていたら、金髪でイケメンのコウ(菅田将暉)が海の中に入っていた。
お互いに「なんか気に食わないけど、超絶ビジュアルがイイ(`・ω・´)キリッ」という印象を抱いた様子。知らんけど。
後日、転校生として教室の黒板の前で紹介される夏芽。
モデルとして活躍していた夏芽は、クラスメイトにキャーキャー言われるけど、同じクラスだったコウは全然興味なさそう (ノ∀T) ツンデレかな?
2人は“神さんがどうのこうで、入っちゃいけない海”にドボンしたり、コウが「人生これ暇つぶしじゃ」とわかったような口をきいたりして…マジで私この偉そうな小僧が嫌い(`Δ´;) ヌゥゥ
そんなこんなで仲良くなる。
コウは、地元一帯を取り仕切る神主一族の跡取り息子らしく、だから一目置かれる存在だそう。
夏祭りで変態クソ野郎に襲われる夏芽。夏芽を守れなかったコウは不甲斐なさから離れていく。
落ち込む夏芽を優しく励ます大友勝利(重岡大毅)。

そらまめ
勝利と書いて、カツトシと読む。運命と書いてサダメと読むタイプ(嘘)
で、いつの間にか上白石萌音ちゃんがメイクして垢抜けて 佐藤健とイチャイチャする感じに(嘘)。
そしてお祭りの日にまた現れた変態クソ野郎は、また夏芽を襲う。マジで許せない!
ラストは、賞をもらった夏芽の映画でイケメンとバイクで2人乗りするが、それがいつの間にかコウにかわっていてたわいもない話をしながら走り続ける。めでたしめでたし。
『溺れるナイフ』映画 意味のわからないひどいところ

ナイフのような鋭さと痛みを抱えた少年・少女の気持ちがわからない
これは観る側(私)の問題だけど、ナイフのような鋭さと痛みを抱えた少年・少女の気持ちなんて、おばちゃんには全くわからない。
共感度ゼロ。

そらまめ
この作品も、私のようなアラフォー女に感想を書かれて迷惑していることでしょう
コウちゃんみたいな少年はいない
確かコウちゃんって15歳だよね。
15歳で「人生これ暇つぶしじゃ」なんて言うかしらん?
確かに私も中学生の頃、知ったような口で人生を語っていたりしてたけど、黒歴史でしかない (ノ∀T) アイタタターと思いながらコウをみていた。
夏芽が襲われたあとに、つけ離すコウがわからん
夏芽を変態クソ野郎から守れなくて、不甲斐ない自分に嫌気がさしたのか、夏芽をつけ離すコウ。

そらまめ
はっきり言って最低だよ!
そりゃ悔しいのはわかるけど、2人で手を取り合って というか1番傷ついているのは夏芽なんだから、そこは支えないと!
急に強気になったカナ(上白石萌音)がわからない

地味でおとなしめだったカナ(上白石萌音)が高校生になった途端にメイクして(まぁそれは私もそうだったけど)「コウちゃんに会いたいならどこどこに行けばいいよ?」なんて上から目線でアドバイスしたりして。

そらまめ
みんな傷ついた夏芽にひどい!
垢抜け具合がすごいので、こりゃ佐藤健も惚れるわなと思った。
どう考えても大友勝利のほうがいい
どう考えても「さすガっス」こと大友勝利のほうが、コウよりもいい人だよ。
優しいし明るいし、励まし方もキッスの仕方も素敵っす!
なんで夏芽がそんなにコウに惹かれるのかわからなかった。
家が金持ちっぽいから?
変態クソ野郎が胸糞悪い
夏芽が変態クソ野郎に襲われる(しかも2回も)が本当に胸糞悪い。
マジで犯人許せないし、「コロして!」って言いたくなった。
結局、犯人は自分で自殺して、その後処理をカナとコウがするのだった (ノ∀T)
「夏芽ちゃんもう2度とコウちゃんに会わんとって」とカナが言うのも無理ないよね。
夢だか現実だかわからない演出がよくわからない
一年後に、また夏祭りの日に 変態クソ野郎に夏芽が襲われるなんてちょっと信じられないというか…。
親は何してんの?
3人の娘を持つ私には本当に信じられないし、まぁ高校生くらいになったら“どこで何してるか”を把握しにくいと思うけど。
で、襲われてる時の記憶が夢?現実?みたいな演出でますますわからない。
最後のコウと夏芽がバイクで走るシーンが意味がわからない
最後のコウと夏芽がバイクで走るシーン(現実ではなく、精神と時の部屋で)も意味がわからない。

そらまめ
私がバカなのかな?
「うみーやまーなつめー!全部ワシのもんだー!」「えぇそうよ、コウちゃんのものよー!」ってこの男のもん?なぜ?家が地元では有名の金持ちだから?
それからは連想ゲームみたいな。
バナナと言ったら黄色、黄色と言ったらピカチュウ…みたいな連想ゲームでくすくす笑う2人。
これが青春なの?だったら私いらない!(アラフォーに言う資格なし)
まとめ:意味がわからないけど美しい映画
『溺れるナイフ』という映画、意味がわからないけど美しい映画だった。
小松菜奈さんの美しさに平伏すしかないし、菅田将暉くんのヤンキーかぶれな役なのに気品が漂う感じもさすがっす!
ジョージ朝倉先生の原作はこちら↓
みんな夏芽に酷い
怖い目にあった夏芽に酷いの、なんでなん?